「ミステリーミステリーレビュー」
(注意…画像、書名、著者名は一番下にあります)
カテゴリー的には「ライトノベル」かも知れない(それは表紙からも想像はつくと思う)。
ただし、中味はきっちりミステリーしている。
(タイトルでも判るが)やや特異なキャラは混じっていながらも、学園モノの王道を行く。
部活の合宿から事件が起こる…チラチラ見え隠れする悪意や嫉妬…。
最新のセキュリティを揃えた学園での事件は不可能性を帯びてくる…。
いくつかの伏線を、それとは分からせないように巧みに作品中に織り込んであるので「あ、あれか!」と「心地よいヤラレタ感」を味わう事が出来る。もちろんそういう作品はあまた存在するが、本作は結構いい線行ってると思う。
ついでながら、学園モノの世界観も決して忘れてはいないので、甘酸っぱい恋愛模様や熱血クラブ活動、学園の内情、先生だって一人の人間…なんてミステリー絡みながらも別の見方が出来る。
「金田一少ゲフンゲフン」とか「ピー探偵コナピー」とか…(←例えが適切かどうかという件)。
重い話はちょっと…なんて方やミステリー初心者、そしてベテランにもオススメできる一本。
今回の推理小説
書名:「着流し探偵事件帖 白いブランコの鎮魂曲」
著者:「村瀬継弥」
カテゴリー的には「ライトノベル」かも知れない(それは表紙からも想像はつくと思う)。
ただし、中味はきっちりミステリーしている。
(タイトルでも判るが)やや特異なキャラは混じっていながらも、学園モノの王道を行く。
部活の合宿から事件が起こる…チラチラ見え隠れする悪意や嫉妬…。
最新のセキュリティを揃えた学園での事件は不可能性を帯びてくる…。
いくつかの伏線を、それとは分からせないように巧みに作品中に織り込んであるので「あ、あれか!」と「心地よいヤラレタ感」を味わう事が出来る。もちろんそういう作品はあまた存在するが、本作は結構いい線行ってると思う。
ついでながら、学園モノの世界観も決して忘れてはいないので、甘酸っぱい恋愛模様や熱血クラブ活動、学園の内情、先生だって一人の人間…なんてミステリー絡みながらも別の見方が出来る。
「金田一少ゲフンゲフン」とか「ピー探偵コナピー」とか…(←例えが適切かどうかという件)。
重い話はちょっと…なんて方やミステリー初心者、そしてベテランにもオススメできる一本。
今回の推理小説
書名:「着流し探偵事件帖 白いブランコの鎮魂曲」
著者:「村瀬継弥」
by takemotoengine
| 2012-05-09 23:49
| 読書